クラウド活用でビジネスが変わる!経営者・士業のためのクラウド活用術

士業ITアドバイザー協会

第19回

契約書をペーパーレスに!~月100件の契約改訂も楽に対応~

 
オンライン上で契約書の締結ができるWebサービス「CLOUD SIGN(クラウドサイン)」のサービスが始まり、活用する会社も増えてきている。士業事務所としてどのような使い方をしているのかトリプルグッド行政書士法人代表社員岸川久美子氏に話を聞いた。岸川氏は、IT企業に勤めていた経験を活かし、グループ内のIT化やシステムのクラウド化のチームを率いている。

トリプルグッドでは、顧問契約書をCLOUD SIGNで締結されているんですね。

はい。これまでは、紙の契約書を双方で保管する一般的な形を取っていました。税理士法人の契約改定は毎月100件近くあり、書面のチェックや保管、改定完了の確認などの総務業務が、顧問先が増える度にボリュームが増えてきました。押印書面の回収に時間の短縮、郵送コストの削減、事務処理の軽減を目的に、グループ全体でCLOU DSIGNを導入することに決めました。

実際に導入してみていかがでしたか?

契約締結までの時間が圧倒的に短縮されました。郵便では、最低でも往復1週間はかかっていたものが1時間後には完了してるケースもありました。また、総務担当者が行っていた締結済みの契約書の束の仕分け、ファイリングやスキャンの時間が削減されたのも大きいです。
お客様も出張が多くて、ご自身が事務所を留守にしていても、契約の締結ができることを便利に思ってくださっています。印紙税を支払わなくてもいいことから自社での導入を検討される方もいらっしゃいますよ。

顧問契約の締結以外にも使われていますか?

マイナンバーの委託契約にも使用しています。当グループでは、税理士法人と社会保険労務士法人でマイナンバーを使用する業務があるのですが、そのために、お客様と税理士法人、社会保険労務士法人で三社契約を締結をする必要があります。今回新たにマイナンバー法が施行されたので、既存のお客様とも改めて、この三社契約を結び直さなければなりません。しかし、数百単位にも上る委託契約の締結し直しを、従来の書面で行うというのは気が遠くなるような話でした。CLOUD SIGNであれば、送付の手間が省けるのと、回収の管理が確実にできますので非常に助かっています。

トリプルグッド行政書士法人 代表社員 特定行政書士
岸川 久美子先生 プロフィール


岸川 久美子(きしかわ くみこ) 
トリプルグッド行政書士法人 代表社員 特定行政書士。建設業、福祉サービスなどあらゆる許認可業務で中小企業の発展をサポートしている。行政書士試験合格前は、IT企業でシステムエンジニアをしていた過去を持つ。

2016年12月1日

 
 

一般社団法人士業ITアドバイザー協会

昨今、中小企業の経営レベルを向上させる、すばらしいクラウドサービスが多くの企業から提供されはじめています。しかしクラウドサービスは安価であるがゆえに、採算性の観点から従来の代理店などによる対面による提案をすることができません。また、中小企業が、クラウドサービスを比較・検討・評価して、導入ができるかというと、リテラシーからして難しいことも多いでしょう。

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