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第2回

アダム・グラント著『GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代』

鈴木 梨紗 2018年4月24日
 

今日の一冊


こんにちは。DOLPHIN BOOKSの鈴木梨紗です。


突然ですが、みなさんはどのタイプですか?


❶ギバー:見返りを求めずに与える人

❷テイカー:自分の利益を得ることを目的として見返りを求める人

❸マッチャー:これだけしてもらったから、同じくらい返そうとする人


この本によれば、ギバー、テイカー、マッチャー、それぞれで、GIVE & TAKEの定義がまったく、違うんだそうです。


もし、職場のチームや人との付き合い方で「なんかちょっと違うな」と思うとき、

それは、GIVE & TAKEの定義が相手と違うからなのかもしれません。


今回、ご紹介したいのはアダム・グラント著『GIVE&TAKE 与える人こそ成功する時代』です。


ちょこっとあらすじ

もちろん、ギバーだって、人にお願いする場面がたくさんあります。

テイカーだって、GIVEすることも少なくありません。

マッチャーはGIVEもTAKEもバランスよく?


でも、このタイプによってGIVE&TAKEの目的が違うんだそうです。

たとえば、ギバーからしたら、そのGIVEする目的は利益が得られること前提の投資なんです。

ギバーは、やっぱり「してあげたい」という想いがあるから、GIVEする。

マッチャーは、日本にあてはめて言えば、「相手に失礼のないように」でしょうか。


この本が興味深いのはここからです。


「ギバーが成功する時代がやっと来たんだ」と著者は力強く語っています。

これまではギバーはひっそりとした存在で、生産性もどちらかと言えば、劣っているような存在。

職場では「あの人いい人だけど、なかなか報われてないよね」という感じのタイプ。


でも今は、SNSをはじめインターネット環境の普及で、

ギバーのGIVEっぷりが拡散されやすく、生産性も最終的にはテイカーよりもギバーの方が上回る、とのこと。


その他、ギバーに関する誤解も解いてくれています。

なかでも、「実はギバーは人に投資しすぎるという失敗を一番犯しにくい」という著者の理論には納得しました。


著者のモデル像のギバーは、

「自分自身の幸せを守ることの大切さを理解しているから、燃え尽きそうになると人に助けを求め、やる気や気力を維持するのに必要なアドバイスや協力を仰ぐこともできる」他者志向のギバー。


読み終わえたあと、自分の周りのギバーの方たちの顔が浮かんできて感謝せざるを得ない、そんな一冊です。


本のジャンル

新しい視点で、人に与えることの素晴らしさを教えてくれる海外の翻訳本です。


どんなときに読む本?

人との関わりを大切にしていきたいと思うすべての人に読んでもらいたいです。

チャプターごとに理論が完結しています。

ちょっと分厚いので、目次で気になるところだけピックアップして読んでも十分にヒントを得られます。


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合同会社ベルホーム・オフィス
代表 鈴木 梨紗


慶應義塾大学を卒業後、大手弁護士事務所での経験を経て司法書士事務所を開業。未経験ながら大手不動産会社等と顧問契約を締結し、法律関係の総合プロバイダー事業を展開。

また財務省をはじめ各所で専門家向け法律セミナー講師を行う。法律事務所を経営する傍らワークライフバランスの実践に注力し、顧客をはじめとする多くの経営者へ、仕事と人生のバランスのとり方についてアドバイスを行ってきた。

2016年からアメリカと日本を行き来し、現地コンサルティングサービスを開始。
2018年より「何歳からでも自分らしく生きる」海外の価値観がつまった世界中の本を翻訳出版するDOLPHIN BOOKSを立ち上げる。

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