知恵の経営

第131回

“大切な会社”47社勢ぞろい

アタックスグループ 2017年9月18日
 
今回は「日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業の会」について紹介したい。9月9、10の両日に開催された、人を大切にする経営学会第4回全国大会の前日に開かれた。

当連載執筆者の一人でもある法政大学大学院の坂本光司教授が出版した『日本でいちばん大切にしたい会社』。この書籍をきっかけに2011年に始まった、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」も、今年3月21日に開催された表彰で第7回を数えた。これまで、経済産業大臣賞、厚生労働大臣賞、中小企業庁長官賞、実行委員長賞、審査委員会特別賞などを授与し、第1回から第7回までの受賞企業総数は80社に達している。そこで、これまでの受賞企業同士が交流を深め、さらに世の中に、日本でいちばん大切にしたい会社を増やすべく、受賞企業の会を立ち上げることとなった。

同会の設立にあたり、今回の発起人の一人である坂本教授は、「賞に選ばれたとしても、その企業が永遠に、『日本でいちばん大切にしたい会社』と呼ばれるような経営を続けられるかどうかわからない」と受賞企業の参加者に注意を促し、「1年に一度、受賞企業が一堂に会することで、永遠に賞にふさわしい会社であり続けるように努力するということを確認しようということが、この会の発足の理由」と設立趣旨を説明した。

さらに、第1回の会場は都内会場で行うが、次回以降は、受賞企業の会社を訪問して、互いに勉強する予定であることを伝えた。現在、受賞企業は80社あるため、現時点で全企業を回るのには80年かかる。

「80年先は現在の経営者は間違いなく生きていないと思うが、“会社が存続する”ということはもちろん、世代が変わっても、いい会社でいようという意味だ」と結んだ。
 
第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞経済産業大臣賞受賞に輝いた未来工業の山田雅裕社長と、同じく第1回中小企業庁長官賞受賞の日本レーザー(東京都新宿区)、近藤宣之社長が代表発起人となった。

当日は、受賞企業80社のうち、北は北海道から南は鹿児島県まで47社が参加した。各社が自社紹介をするとともに、懇親会では、お互いが進めている人を大切にする経営について、熱く語り合い、これからも“日本でいちばん大切にしたい会社”であり続けることを誓い合う会となった。 
<執筆>アタックス研究員・坂本洋介
2017年9月18日フジサンケイビジネスアイ掲載


 
 

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アタックスグループ

顧客企業1700社、スタッフ170人の会計事務所兼総合コンサルティング会社。「社長の最良の相談相手」をモットーに、東京、名古屋、大阪、静岡でサービスを展開している。

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