ミャンマー進出の極意 見たから言える生の声

第2回

どうやってミャンマー人を採用しているの?~1回の面接に20人を集めた方法~

園田 千春 2017年9月22日
 
「アジア最後のフロンティア」と呼ばれるミャンマー。
すでに多くの海外企業が進出しており、これからミャンマーへ進出を検討している日本の企業も少なくないはずです。

その中でも、海外進出が初めてで、どのように人を集めればよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、私が実際に一回の面接で20人近くのミャンマー人を集めた方法をお伝えします。

ミャンマー人の口コミ力を活用

ミャンマー人の特性のひとつとして、口コミ力の高さが上げられます。

ミャンマー人は信頼している人に「何かをしてあげたい」という気持ちがとても強く、自分が持っている有益な情報を友達に伝えようとします。その情報をもらった人がまた別の友達に伝え、口コミで情報が広がっていきます。この思いやりの精神は「日本人の100倍!」にもなると私は感じました。

この口コミ力を活用するためにも、まず現地で友達を作ることが必要です。手頃な方法として、日本でも普及しているFacebookの利用をお勧めします。

ミャンマーでは2014年に政府が海外の携帯電話会社の参入を許可したことにより、スマートフォン利用者が急激に増加しました。2016年時点で、ミャンマーの人口の8割を超える4300万人が利用しているという情報もあります。

この急激なスマートフォンの普及によって、メールや、SNSの利用者も増加しており、スマートフォン所有者の約7割がFacebookを利用しているとも言われています。

これほど普及しているFacebookを活用しない手はありません。

Facebookにはミャンマー人と日本人が集まるコミュニティがあります。そこで新たな出会いを作り、友達を増やし、口コミの基礎を築くことができます。

専門学校や大学巡りで卒業生を狙う

自社にあった人材を集める方法として、専門学校や大学の新卒生を呼び込むことも有効です。

弊社の業種はITですので、情報通信学校を巡って卒業生にどのような生徒がいるか情報を集めています。その中でもMCC(電気通信事業者)学校、「Winner」は幅広い技術を教育しているのが印象的でした。ですが、日本と比べ、ミャンマーの教育水準がまだ低いため、採用後の研修や教育カリキュラムが必要になります。

弊社では日本語の知識を底上げするため、全ての研修を日本語で行うようにしています。日本語がわからない人もいますが、日本語がわかるミャンマー人がサポートをしながら、お互いの知識を高めていける環境にしています。

まとめ

ミャンマー人の特性を活かしてより良い人財を雇用し、日本企業が持つノウハウを渡していくこと。現地の若い人たちにチャンスを与え、ミャンマーと日本、両国の活性化に繋げていくことが弊社のミッションだと考えています。

 
 

プロフィール

株式会社 GloLing
代表取締役 園田千春(ソノダ チハル)


元々、美容関係の仕事をしており2013年にIT業界に転職。 エンジニアにとって良い環境を提供したいという理念で営業経験を積み2015年に独立。


〝世界の架け橋になる会社をモットー〟に、GloLingは社会貢献できる企業を目指しています。その第一歩として2016年3月にミャンマー最大都市ヤンゴンにてオフィス設立。
現地のミャンマー人を雇用、エンジニアスキルをあげるため教育を行いシステム開発を行っている。 ミャンマー現地の法人4社とビジネスパートナーを組むことに成功し日本人がミャンマーへ観光した際のオプショナルツアーを提供するためにプロジェクトを始動。(10月リリース予定)


 2017年6月には自社メディア〝wakutabi〟https://wakutabi.com リリース。海外旅行情報を発信しています。
現在ではフィリピンにあるフィリピン大手ホテルチェーンとビジネスパートナーを組むことに成功しフィリピンに日本人を誘致するプロジェクトも始動中。(9月中旬リリース予定)


海外と日本をつなぐ企業を目指しています。

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