革新ビジネスアワード2017

合併症の早期発見とモニタリングによる糖尿病患者の生活改善支援システム 株式会社飛鳥電機製作所

本装置は、糖尿病の合併症を本人が自覚できない早期段階から精度よく検出できる触覚検査装置の「足底感覚計」にある。糖尿病性神経障害は足部の先端から両側性に顕在化することが知られている。すなわち足部の感覚機能検査は糖尿病による身体症状(合併症)の初発とその経過を知る方法としてもっとも適している。足底感覚計は、検査台上に足を載せれば、皮膚へのズレ刺激を自動で提示し、検知ボタンの押下により感覚機能を測定できる。検査刺激がごく日常的な物理刺激であるため非侵襲で安全性が高く、5μm単位で刺激の大きさ変更できるため、自覚できない段階の軽微な神経障害を検出できるとともに、重症度の変化を微細に把握することができる。自己測定または医学的知識がない者の補助でも使用できるため、頻繁に検査を実施でき、その結果をスマートフォンアプリに転送する機能を備えているので、ICTを用いたシステムに適している。足底面の感覚は指先に劣らないほどの鋭敏さがあり、本装置を用いた健常者の測定では、10μm(1mmの100分の1)というごく微小な皮膚のズレを感知できるだけの能力を有している。本装置は、そうした足底皮膚がもつ優れた機能に着目し、当社がもつ精密制御技術を生かて、±1μm以内の精度で足底皮膚に対してズレ刺激を印加した際の知覚をボタンで応答してもらう測定原理を採用している。そのため、糖尿病性神経障害を本人が自覚できない早期段階から精度よく検出できる。足底感覚の障害は、脳血管障害や脊髄疾患でも起こりうるが、そのほとんどは症状が左右非対象に現れる。糖尿病性神経障害では、両側に同程度の症状が現れるため、その判別は容易である。既存の神経検査用医療機器は身体のあらゆる部位の神経検査が可能であるが、本検査装置は対象部位を足底に限定することで、極めてシンプルな構造と、安全かつ簡易な検査手順で極めて精密な検査結果を提供できることに最大の革新性がる。検査台の所定の位置に足を置くだけで検査ができるため、自己測定が可能であるという特徴は、医師や検査技師しか扱えない既存の感覚検査機器とは本質的に異なり、自動血圧計のようなコシューマ向けの検査機器になり得る。すなわち、頻繁に検査を実施でき、その結果をスマートフォンアプリに転送する機能を備えているので、ICTと融合したシステ
ム展開に適している。高齢者の転倒リスク判定に応用できる。高齢者の転倒の要因として足底面の感覚低下が重要であることはかねてから指摘されているものの、これまでの足底感覚の検査は専門的技術と多大な手間を要するため、自治体等が実施している介護予防事業の場では実施が困難であった。本装置は、こうしたニーズを容易に満たすことがでる。すなわち、糖尿病の生活習慣改善のためのICTシステムは高齢者の転倒
予防支援システムに転用可能であるという特徴も兼ね備えている。

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